9月28日(土)
ときがわ町大野地区では山間の谷川でワサビを育て、自家製のわさび漬けを作り山里の食を楽しむ家庭が有りました。しかし高齢化が進むなかで手間暇のかかるわさび漬作りの家庭は近年無くなり、山里の伝統の食は失われようとしています。
当NPOは伝統の食を守り継承するため、地域のワサビ栽培の経験者からワサビの育成地を引き継ぎ、ワサビの育て方を学び、山のワサビ田を再生して「都幾川源流ワサビ」を復活させる取り組みを行っています。年間を通してワサビ育成地を管理し、冬季にはワサビを採取してわさび漬を作り、地域の特産品として町内農産物直売所で販売しています。
この日の作業は、ワサビ田の草取り。夏の間に伸びた雑草を取り除き、水回りを整備する作業も行いました。ワサビは今年の豪雨の中でもほぼ順調に育って、今年も11月頃から「都幾川源流わさび漬」を作って販売できる見込みです。
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