10月21日(土)
秋晴れの爽やかなこの日、山里に伝わるオカメササ籠作り講習会がNPO七重窯場で開催されました。 オカメササはときがわ町大野地区等山間地に自生し、これを材料にして籠やザルを作って便利な生活用品として昔から使われてきました。 オカメササは抗菌作用もあり腐食や虫食いもなく長期間使用でき、地域の旧家では明治の時代からの今も重宝しています。
この技を伝承する地域の方が少なくなり、当NPOは技の伝承者から直接学び毎年講習会を開いて山里の技の継承に取り組んでいます。
この日は10名程の受講生でしたが技を習得した会員が指導者となり、初参加者には丁寧に指導してそれぞれの作品を完成させました。 しかし今回の講習だけではまだまだ不十分なので、参加者の要望に応えて2月頃に再度講習会を開催する予定です。
当NPOは山里の貴重な技を次代に継承する事業に取り組んでいきます。
また、この日はすでに焼きあがった竹炭を伝統の土窯から窯出しする事業も行いました。
Comments