9月9日(土)
台風13号が本土に接近し、この日は埼玉県内も雨模様の天気。 この日の事業は「都幾川源流のワサビ作り」でワサビ田の草取りを予定。 天気を心配して参加者は15名にとどまりました。 ワサビの育成地は谷川の急峻な崖地で、時折小雨の降る天候では草取り作業は危険でしたが、参加者の中からベテラン会員7名がワサビ田の草取り作業を行いました。 このワサビ田は地域の方が大切に育ててきたワサビ育成地で、当NPOが引き継いで管理に当たっています。
ときがわ町大野地域では昔から沢水を利用してワサビを育て、自家製のわさび漬けを作ってきましたが、現在はワサビを育てる家は減って山里の食の伝統は失われようとしています。 当NPOはワサビ田を復活してワサビを育て、わさび漬けを作り、ときがわ町の特産品として販売する活動に取り組んでいます。 11月から3月の期間限定で町内農産物直売所にて販売する無添加天然の「都幾川源流わさび漬け」は人気の製品となっています。
また、この日は他の会員が作業の合間に遭遇した蛇は、毒蛇のマムシとヤマカガシ。 近年は山里では蛇が減ってなかなかお目にかからないのですが、まだまだ自然が多い証しです。
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