2月20日(土)
都幾川の現流域に広葉樹の森を作る活動は着実に進んでいます。 昨年の春に補植したコナラの苗木周りの木株や雑草、藤蔓等を丁寧に刈り取るのがこの日の作業。 夏場には雑草や蔓が苗木を覆って苗木の成長を妨げるので、この時期の大切な山仕事です。 参加者は苗木の周りに目印になる赤いテープを付けた支柱を立てて、夏草の草刈りで若木を切らないような手立ても行いました。
この日は雲一つない晴天で暖かな陽射しがいっぱい、急峻な場所での作業も心地よく作業ははかどりました。 しかし、一部の苗木は鹿の食害の跡があり、点検したところ防御ネットの破損が見つかり、早急に補修する必要があります。 また、この日の昼にはおいしい鹿鍋、鹿のお肉をいただくので鹿が苗木を食べるのはやむなしとの声もありますが、苗木も守り、肉もいただき、その上で鹿さんと共存とは人間勝手と言われそうです。
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