5月11日(木)・12日(金)
今年も新茶作りが始まりました。 ときがわ町大野地区は昔から自家用のお茶が栽培され各家で手もみ茶を作っていましたが、昭和の半ばには地域に製茶工場も出来て「ときがわ茶」は地域の特産品となりました。 しかし、製茶関係者の高齢化で平成の時代には製茶工場は閉じられ、「ときがわ茶」の存続が危ぶまれる状況となりました。
当NPOは地域伝統の「ときがわ茶」を存続継承するために、茶農家の依頼を受けて茶畑の管理、茶葉の刈り採り、搬送等の茶作りを年間を通して支援しています。
この時期の作業は、山の茶畑で伸びた茶葉の新芽を刈り採り、製茶工場(横瀬町)に搬送する作業です。 天候と茶の伸び具合、製茶工場の受け入れ状況を見極めての作業で、日程を決めるのが一苦労。
まずはこの両日で延べ30名の参加者で約400キロの茶葉を製茶工場に搬送することが出来ました。 なお、引き続きこの作業を続けます。
標高400~700メートルの山の茶畑で農薬や除草剤を一切使用しない「ときがわ茶」は、健康茶として年々人気が高まり、ときがわ町内の農産物直売所の人気商品となっています。 今年も良質の新茶が出来ます。 「ときがわ茶」をご賞味ください。
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