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山里の冬の伝統 炭焼きがメーンです

2月17日(土)


 山里の冬の仕事として炭焼きは古来より全国各地で行われてきました。

炭焼小屋の屋根の改修工事です

NPOの活動拠点ときがわ町大野地区も炭焼きのメッカとして、江戸時代から戦後まで盛んに炭焼きが行われてきましたが、その痕跡は今は無くなり伝統技術は失われようとしています。当NPOはこの伝統の技を継承するため、土窯を復活し、主に孟宗竹を材料にして竹炭作りを冬のメーン事業として取り組んでいます。この日の作業は、1月末に窯焼きした竹炭の窯出しです。今回はやや焼きが強くて想定したとおりにいかず、炭焼きの難しさを知らされています。

竹炭作り 竹材を乾燥させます

参加者は次回良い炭が出来るよう竹材の節取り乾燥等次の窯焼きの準備も併せて行いました。

 また、この日の参加者は炭焼き業務の他にNPO管理地を耕耘機で耕す作業やわさび漬けのパック詰め等の作業も行いました。昼には熱々のコーヒーと特製猪鍋も振舞われるのは恒例の冬のサービス。参加者はそれぞれ山里の冬の仕事を楽しんでいます。

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