10月12日(土)
暦の上で秋に入っても雨天続きでしたが、この日は日差しが暑いほどの秋晴れ。
毎年この時期恒例にもなったオカメササカゴ作り講習会がNPO七重窯場で開催されました。地域に自生するオカメササを使って、ざるやかごを作る講習会は,毎年人気の事業でこれまでにも多くの方が挑戦してきました。今回は会員の参加がやや少なく初参加者を含めては12名。指導者は当NPO役員の柴崎繁、吉田末次さん。毎回四苦八苦して完成まで至らない受講者もいるのですが、今回は受講者が少ないこともあって念入りな指導で全員がオリジナルな作品を完成させました。
やや小ぶりの作品は果物等を入れるのに重宝な一品です。
オカメササで生活用品を作るのは山里の伝統の技ですが、地域の伝承者は亡くなり、今はNPOの指導者の両人が技の継承者になっています。この講習会は山里に伝わる技を伝承する大きな役割も担っています。
また、この日畑作業を行う会員はNPOの管理地の草刈り、サトイモの収穫等も行い、サトイモは参加者へのお土産。会員差し入れのギンナンを焼き、栗を煮て山里の秋の味覚も楽しみました。
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