2月18日(土)
冬晴のこの日も暖かい日差しの好天気です。事業は地域支援活動で、集まった会員たちは朝のミーティングで、放置されている山の柚子畑、果樹園の剪定整備活動と継続事業のコナラの原木搬出、竹炭作り等の作業にそれぞれ分かれて活動することになりました。
高齢化、過疎化が進むときがわ町大野地区では、先祖が丹精込めて耕してきた山の畑地は次々に耕作が放棄されています。期待を込めて植栽した柚子の畑も手入れが出来ず枝木が伸び放題、梅や柿の果樹の畑も雑草に覆われて野生動物の棲み処に変わっていきます。
当NPOは地権者の要請に応えて、これらの畑地を再生して豊かな山里の果樹園作りに取り組んでいます。この日の作業で柚子、梅、柿、みかん等果樹の剪定等を行いました。下草を刈り払った山の畑地にはフキノトウ、ワラビ、コゴミ、フキ、タラの芽等の山菜も収穫できます。また、放置されていた雑木の林を間伐してシイタケの原木や薪材として活用する取り組みや竹林を間伐整備した竹材で竹炭作り等の活動も継続して行いました。
山里の環境を守る活動は、ダイナミックでたくさんの恵みが返ってくるやりがいある活動です。
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